

零細企業で代表取締役ではなく取締役をしています。副業で個人事業主か株式会社で起業する場合は何に注意すればよいでしょうか。仕事は同じ内容をする予定です。厚生年金と健康保険は今のままでいいのでしょうか。

検討すべきことは、①業務の種類②その業務に時間を割く程度③会社定款の役員服務規程の存否だと思います。①会社の事業と同業であるということですので、競業することになりますから、当該取引の重要な事実を開示し、株主総会又は取締役会の承認を求める必要があります。極秘に行えば、利益を会社にとられたり、損害賠償責任を負ったり、取締役解任ということにもなり得ます。(会社法356条・365条)②サイドビジネスが、会社の取締役としての職務に差し支えるようなものは会社に対する忠実義務違反の疑いがありますし、常勤の取締役なのに常勤としての職務をこなしていなければ債務不履行責任にもなります。(355条)③会社の定款に職務規程条項があれば、それに従う義務が発生します。